Q&A

部屋探し編

Q1.マンションとアパートの違いは?
A1.明確な区切りはありません。明確な違いは規定されていませんが、日本では一般的に構造が木造や軽量鉄骨造などの2階建ての集合住宅を「アパート」といい、3階建て以上の構造が鉄骨コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などの集合住宅を「マンション」という傾向があります。 「ハイツ」や「コーポ」といった名前がついた集合住宅がありますが、違いは呼び方だけです。「マンション」という名前がついていても軽量鉄骨造の2階建てのアパートということもあるので、名称で判断せずにしっかり確認をしましょう。
Q2.ワンルーム(1R)・1K・1DKの違いは?
A2.キッチン(K)のスペースがあるかどうかと広さの違いです。キッチンスペースが仕切られているワンルームを「1K」、仕切られていないワンルームを「1R」と区別する場合があります。 「1DK」は、台所と食堂の機能が1室に併存している部屋のことで、DKが最低4.5畳あるものをいいます。
Q3.築○年とは?
A3.建物が完成してから経過した年月のことです。例えば、築10年というと、建物が完成してから10年経っているという意味になります。 築年月が古いと、建物や設備の老朽化の影響が考えられます。築年月が古くても、建物の外観や内装、設備もリフォーム工事をして新築のように見える物件もあります。
Q4.原状回復とは?
A4.借りる前と同じ状態で返すこと。厳密には、借りている間に経年劣化や通常使用で損耗した部分以外の部分を、賃貸物件の退去時に借主が「原状に回復して明け渡さなければならない」という規定がされています。 国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものに沿ってどの部分が貸主負担で、どの部分が借主負担なのかが決められている物件が大半です。物件を見学するときには床や壁、ドアなど目で確認できる傷などについて不動産会社の担当者に質問するなど一緒に確認をして、写真に残しておくこともトラブル回避のポイントになります。 入居後にわかった故障等(例えば水漏れなど)は、すぐに管理会社に連絡しましょう。その際も状況を写真などで残しておくようにしましょう。
Q5.学生向け物件のいいところは?
A5.入居者が学生に限定されていることが多いので、暮らしやすい。セキュリティも万全。一般の賃貸物件に比べて入居者が学生に限定されていることが多いので、暮らしやすいという意見が多いです。
Q6.最近よく耳にするシェアハウスって?
A6.複数人が居室以外を共有で使用する住まいのこと。契約者各人が専有する部屋を持ち、玄関やリビングやキッチン、お手洗い、洗面、浴室などの設備は共有で使用します。 一戸建てで各部屋を個人に割り当てるタイプから、マンション1棟を共有して1室が個人の部屋となっているタイプなど形態はさまざまです。 家賃や光熱費を分担することでお財布に優しく、また人と住む楽しさも魅力です。

申込・契約編

Q7.空き部屋はすぐ入居できる?
A7.できません。入居するためには、まず入居の申込をします。 その後入居審査(部屋を借りるための審査)を経て、合格した場合に契約となります。契約から入居までどのくらいかかるかは物件によります。また、入居が来春で冬など早めに部屋を契約した場合は、住んでいなくても家賃を支払う場合があります。 家賃が発生するかどうか交渉できる場合もありますので、契約前に事前に確認をしましょう。
Q8.契約は1人でできる?
A8.基本的にできません。物件にもよりますが、賃貸住宅を契約するには連帯保証人が必要な場合がほとんどです。 また、未成年者の場合は保護者でなければ契約できない場合もあります。連帯保証人とは、家賃滞納時などに入居者に代わって家賃を支払う義務を負う人のことです。入居申込時に連帯保証人の収入や本人との続柄などの申告を求められる場合が多く、直接不動産会社から連絡をする場合が多いので、保護者や親戚などに事前にお願いしておくとスムーズです。
Q9.契約までに何を準備すればいい?
A9.敷金・礼金・事務手数料などの諸費用と、各種証明書などが必要です。物件や契約によって必要な書類が異なる場合があるので、申込時に確認をしましょう。
  • 本人確認書類(学生証や自動車運転免許証、健康保険証、住民票など)
  • 敷金・礼金・保証金・仲介手数料・火災保険料などのお金
  • 契約者の印鑑(ケースバイケースですが、実印と印鑑証明書の場合もあります)
  • 連帯保証人の同意(電話等で意思確認、または同意書(実印で署名))、印鑑証明書
  • 契約者の収入を証明する書類(源泉徴収票や納税証明書など)
Q10.2年契約の場合、絶対2年間住まなければいけないのか?
A10.契約の内容によりますが、大半は住まなくても大丈夫です。大半は2年以内に解約して他のお部屋に引っ越すことも可能です(普通建物賃貸借の場合)。 ただし、その場合も解除予告を退去予定日の1~2カ月前までに(期間は不動産会社や物件などにより異なる場合もありますので要確認)不動産会社又は管理会社に連絡をしておくことが必要です。 解除予告が遅れると、住んでいなくても家賃を支払わなければならなくなるので、必ずいつまでにどこに連絡するのかを確認しましょう。
Q11.契約書は大切なの?
A11.大切です。申込から契約まで様々な書類を不動産会社から渡されます(重要事項説明書・契約書・付帯設備及び状態確認書など)。 これらの書類には、契約の期間や更新について、解除予告の他、賃料や原状回復義務などについて記載されています。入居中はもちろん、退去後も敷金の精算が終了するまではしっかり保管しておくことをお勧めします。

入居準備・引越

Q12.入居日から必要なものは?
A12.トイレットペーパー・寝具・照明器具・カーテン等.…物件のお手洗いにはトイレットペーパーが付属していないため、あらかじめ準備しておきましょう。 カーテンは事前に窓の大きさを測っておくと準備がスムーズです。 照明器具についても備え付けかどうか、電球が付いているかどうかも確認しておきましょう。
Q13.電気、水道、ガスはすぐに使えるの?
A13.事前に各供給会社に連絡をし、使用の手続きをしないと使えません。実家では当たり前に使っていた電気や水道、ガスは一人暮らしではご自身で事前に連絡をして申込みをしないと使用できません。 引越しの日が決まったら、早めに各供給会社に連絡をしましょう。 料金の支払方法は、口座からの引き落としやクレジットカード払い、払込票での支払いなどがあります。家族と相談して決めましょう。
Q14.引越ししたら誰に挨拶すべき?
A14.最低限、両隣と真下の部屋の住人にはご挨拶をしましょう。日常的に接触、影響の多い両隣と真下の部屋の住人にはご挨拶をしましょう。 単身者が多いアパートやマンションではご挨拶に伺ったけれどお会いできなかった、という場合もあります。 その場合は普段の生活でお会いした時にご挨拶しましょう。
Q15.住所が変わったらまずすることは?
A15.市役所等で住所の異動届を、郵便は郵便物の転居届をしましょう。転居が同一市町村内であれば転居届ですが、他の市町村から転居してくる場合は、転居前の市町村で「転出届」を提出し、転居先の市町村で「転入届」を提出しなければなりません。 詳しくは各自治体でご確認ください。 郵便物は転居先に転送することができます。事前に専用のはがきやインターネットから申込みをすれば1年間、転居前宛の郵便物が転居先に届きます。詳しくは郵便局や日本郵便株式会社のHPでご確認ください。日本郵便株式会社
Q16.入居後に部屋の不具合に気付いたら?
A16.すぐに管理会社に連絡し、日時と写真、状況を記録しておきましょう。まず管理会社に連絡をしましょう。 緊急の場合で管理会社に連絡が取れない場合は修繕業者に連絡して対処しましょう。 その場合も日時と写真、状況を記録して残しておきましょう。「Q4原状回復とは?」も参考にしてみてください。

災害・トラブル

Q17.停電だ!こんなときは!?
A17.周りも停電しているか、自宅だけか確認し、ブレーカーもチェックしましょう。急に停電したら、まず窓から街灯や近隣の家などを見て、周囲も停電しているのかを確認しましょう。 もし自宅だけだった場合、ブレーカーが落ちている可能性が高いです。 こんなこともあるので、転居時に予めブレーカーの場所を確認しておきましょう。 一つのコンセントから複数の電源を取る「タコ足配線」はブレーカーが落ちる原因になります。家電のアンペア数を確認して超えないように気を付けましょう。また、契約アンペア数も予め確認しておきましょう。
Q18.鍵を失くした!どうしよう…
A18.すぐ管理会社(不動産会社)に連絡しましょう。契約時にトラブルの際の連絡先を予め確認します。 鍵の紛失に限らず、何かあった時すぐに連絡できるように準備しておきましょう。 近所に信頼できる親戚などいらっしゃる場合にはスペアキーを預けておくことも一つの手段です
Q19.火事や地震への備えは?
A19.予め消火器の場所と避難経路、緊急時の避難場所を確認しておきましょう。消火器の場所を確認しておきましょう。 万一の場合にすぐに使用できるように消火器の周りには物を置かないようにします。使用方法も確認しておきましょう。(総務省消防庁「eカレッジ」の「いざというとき役立つ知識コース」の「初期消火」から確認できます。初期消火)部屋から外までの避難経路を実際に確認しましょう。 避難はしごなどの避難器具の場所や避難階段、防火扉なども確認しましょう。避難器具は使い方も確認しておくと安心です。 貴重品はすぐに持ち出せるように決まった場所に置いておくなど対策をしておきましょう。 懐中電灯と電池式ラジオ、数日分の水と食料を詰めたリュックサックなどもすぐ持ち出せるように準備しておくと安心です。近所の緊急時の避難場所も実際に行って確認しておきましょう。近所の緊急時の避難場所について、弘前市の場合は弘前市のHPから確認できます。緊急時の避難場所(弘前市)
Q20.新聞の勧誘や訪問販売はどう断る?
A20.ドアから中に入らせない!断る文句もきっぱり、はっきり断りましょう。中には悪徳な業者もいるので、鍵をかけたまま若しくはチェーンをかけたまま、インターホン越しに応対しましょう。 とにかく気弱なそぶりを見せず、きっぱりと断りましょう。「結構です」という日本語はOKという解釈にもとられるので、「不要です。」「要りません。」とはっきり言いましょう。 相手が話を続けて帰ろうとしない場合は、「今電話中なので」と演技をするのも一つの方法です。あまりしつこい場合は遠慮せずにすぐ管理会社や警察に連絡しましょう。
Q21.設備が壊れた!どうしよう…
A21.落ち着いてすぐに管理会社(不動産会社)に連絡をしましょう。お部屋には様々な設備があります。お湯が出なくなった、水漏れしている、ドアが壊れたetc.… もし壊れたり、使えなくなってしまったらすぐに管理会社に連絡してください。 水漏れなど緊急の場合で管理会社に連絡が取れないときは専門の修理業者にお願いしましょう。

その他

Q22.水抜きって何?
A22.水道管の凍結予防対策です。真冬で氷点下7度位になると水道が凍ってしまうことがあります。 水道が凍結すると単に水が出なくなるだけでなく、修理しないと使えないので修理費用がかかります。水道の凍結を予防するために水抜きをします。 水抜き栓の場所や種類は物件によって異なります。各水道のある場所に水抜き栓がある場合と、水抜き栓が1か所に集まっている場合、電動の水抜き栓などがあります。
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